Linuxでfoobar2000を動かす

2016.2.8

昨年 古いPCを活用、Linuxでハイレゾを聴く で、いらなくなったWindows PCにLinux(ubuntu studio)をすべてGUI(Windowsと同じような画面)でインストールしてLinux用のオーディオプレイヤー・ソフトでハイレゾを聴く試みを紹介しました。

今回は、更にWindowsのオーディオプレイヤー・ソフトとして代表的なfoobar2000を載せて、英iFI社のUSB-DACでハイレゾ音楽を聴く方法にチャレンジしました。

流れとして、WINEというWindowsアプリのエミュレータを用いて、foobar2000をインストールし、ALSAドライバーをWINEに追加して、foobar2000にWASAPIのプラグインを加えるだけで、foobar2000からPCMハイレゾの出力が実現します。

前回は、EPSONのEndeavor NP12というインテルAtom 1.6GHzで、主メモリーが1GBのPCを使いましたが、仕様のせいかいくつかの不具合が発生しましたので、去年(2015年)の11月にWindows7から10への移行を試すために中古で9,500円で購入したHPのProBook 4510s(インテルDual-Core Celeron 1.9GHzで、主メモリーが1GB)に前回の手順でAudaciousまでをインストールして同じ環境を作成しました。

さて、ここから今回の本題です。
先ず、WINEをインストールします。
左上のスタートボタンをクリックし、下の方にある「Ubuntuソフトウェアセンター」を稼動させます。
同アプリが稼動すると、右上に検索フィールドがありますので、ここにwineと入力してください。
以下の様に候補アプリが出てきますので、Microsoft Windows Compatibility Layer(Meta-Package)を選択して、右側に出る「インストール」ボタンを押すと、インストールが始まります。
ubuntu foobar ソフトウェアセンター

インストールが終わったら、Linuxの左上のスタートボタンを押してみて下さい。「Wine」という項目が追加されています。

次に、foobar2000をダウンロードします。
こちらはWindowsの時と全く同じです。foobar2000のサイトから最新のバージョン(現在は1.3.9)をダウンロードします。
ubuntu foobar foobardownload
ダウンロードが終わったら、下の隠れたランチャーパネルからフォルダーのマーク(/home/ubuntu=ユーザー名)を左クリックしてダウンロード>フォルダーを開けます。
ここから「foobar2000_v1.3.9.exe」を右クリックすると、「Wine Windowsプログラムローダーで開く」という項目が出ますので、ここをクリックします。
これで、Windowsと同じ様に、foobar2000のインストールが始まります。

インストールが終わると、前回インストールした「Audacious」の下に「foobar2000」のアイコンが表示されますので、ここからfoobar2000を稼動させます。Audacious同様、下のランチャーパネル内に追加することもできます。
ubuntu foobar Desktop
foobar2000のメニューから、File > Preferences > Componentsを選び、下にある「Get more components」をクリックすると、ブラウザにfoobar2000のプラグイン一覧が表示されますので、その中から「WASAPI output support 3.2.3」をクリックしダウンロードします。
ubuntu foobar WASAPIdownload
ダウンロード・フォルダーから「WASAPI output support」をダブルクリックし、メッセージ・ボックスのYesを押すとFile > Preferences > Componentsの画面にunkownのコンポーネンツが1つ表示されるので、これを選んでApplyボタンを押してOKを押します。
ubuntu foobar WASAPI apply

次に、Linuxの標準的なサウンド・ドライバーPulseAudioにALSAを加えます。
スタートボタンからWineの項目を選ぶとWintricksという項目がありますのでクリックします。
「Select the default wineprefix」のところのボタンを押して、下のOKボタンを押します。
またメニューが出ますので「Chage setting」のところのボタンを押して、下のOKボタンを押します。
この多数の項目から「sound=ALSA」を選びチェックを入れて、下のOKを押します。
また元のメニュー画面が出ますがキャンセルしてください。

USB-DACをPCに接続します。(初めにしておいてもOKです。)

続いて、File > Preferences > Playback > Outputを開きます。
Deviceの候補ボタンを押すと、iFIを初めいくつかの候補が出て、iFIでもWASAPIの設定でeventとpushが表示されます。
eventにするとDevice in useのエラーが出ますが、pushにすると問題なく再生ができました。wineの対応範囲の関係かも知れません。
ubuntu foobar WASAPI 選択.jpg

これで、foobar2000を使ってLinuxでハイレゾ再生が実現できました。
ubuntu foobar foobar2000

今回試したことで印象的だったのは、PCの仕様などにより結構動きに影響があるとのことです。

是非、お試しいただければと思います。

 

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